動作分析が難しいのは気のせい!苦手意識は早めに克服しよう

姿勢・動作
ダイ吉
ダイ吉

こんにちは、理学療法士で
専門学校教員のダイ吉です!

本日のテーマは、動作分析への苦手意識です。

こればっかりは、新人セラピストや実習生の、永遠の悩みのタネですよね。

プク太
プク太

苦手意識というか、
実際に難しいよ。

ダイ吉
ダイ吉
う~ん、そうかな?
難しく考え過ぎているだけの気がしますが…。

ということで今日は、動作分析に苦手意識がある人に向けて、克服するためのお手伝いをしたいと思います。

スポンサーリンク

難しいと感じる理由

動作分析への苦手意識は、実習先や職場において、動作分析が出来る風なセラピストに、マウントされることで生まれてきます。

お手本もなく、さぁやって!と言われて、いざやってみたらダメ出しをされる…。

ダイ吉
ダイ吉

こんなことされちゃうと
自信喪失しちゃうよ。

プク太
プク太

僕も実習で、フルボッコ
された経験がある…。

この経験により、動作分析は難しいもの…、と思い込んでいるんじゃないでしょうか。

実際はシンプル!

早めに修正したいですね。

苦手意識を克服しよう

ということで、動作分析の苦手意識がある人は、この4つを取り入れてみて下さい。

正常な動作を理解しよう

動作分析する以前に、セラピストが、正常な動作を理解していなければなりません。

正常な動作とは、関節角度がどうたら、筋活動がどうたらという話ではありません。

【正常な動作とは】
いかなる条件や環境においても、実用的かつ安全に動作を遂行できること

よって、イスが高ければ立てる、マットが硬ければ寝返れるなど、何らかの条件が付く場合だと、正常動作とは言えないんですよね。

だから、動作を分析するのであれば、どんな条件なら出来る?どんな環境だと出来ない?これを意識しながら進めていく必要があります。

出来る部分も分析しよう

皆さんは、なぜ動作分析をするのですか?

プク太
プク太

う~ん、動作を観察して
悪い所を探すため?

ダイ吉
ダイ吉

それってさ、ただの
粗探しじゃん…。

動作分析で1番困る事って、患者さんが、その動作を「できちゃう」ことなんですよね。

あれ、できちゃったよ…、と焦ってしまい、何か粗を探さないとって思うはずです。

そんな場合は、なぜできるのか?を考える、ポジティブな分析に切り替えましょう!

難しいことは止めよう

セラピストは動作を観ただけで分かる!

こんな幻想を抱いている人は、難しいことをやらなきゃ!と錯覚に陥りがちです。

ここは思い切って、ものすごく簡単にしちゃいましょうか。

 

一人で立てるのかを知りたければ、

「立ちあがって下さい」

と指示すれば分析ができます。

 

何m歩けるのかを知りたければ

「頑張って歩いて下さい」

と指示すれば良いだけなんです。

 

これだって、知りたいことを知るために行っているので、立派な動作分析なんですよね。

まずは、このレベルから始めていき、少しずつ知りたいことのレベルを上げればOK!

プク太
プク太

そっか…、難しいことを
やろうとし過ぎだったかも。

最大能力を評価しよう

患者さんは、弱い・脆い・壊れやすい!といった、イメージが強く残っていませんか?

そのせいで、私も患者さんには無理をさせてはいけない!と考えていた時期もありました。

しかし、セラピストとして多くの高齢者、疾病や障害を抱えている方と接していると、

 きっと出来ないだろうな…

と考えること自体が、失礼なんじゃないか?と思うようになりました。

例えば、速く歩けるようになりたいと思っている人に、「ちょっと歩いて下さい」なんて指示をすれば、安全な速度で歩くでしょう。

しかし、絶対に転ばせないから、死ぬ気で歩いて!と説得すれば、思っている以上の速度で歩けるかもしれません。

もしも、速く歩けたのであれば、

【患者さんの主訴】

 × 速く歩けない

  意識しないと速く歩けない

次のターゲットが見えてきます。

ダイ吉
ダイ吉

最大能力を確認しないと、
無駄な作業が増えるよ。

プク太
プク太

そっか、関係ないことを
分析しちゃうんだね。

動作分析が苦手だと思い込んでいる人は、考え方を一度リセットし、この4つを軸にして再チャレンジしてみましょう!

おわりに

PTになったからといって、すぐに動作分析の能力が高まるワケではありません。

日々の積み重ねが、動作を分析する目を鍛え、幅広い思考を可能にさせていきます。

慌てず焦らずに、経験を積みましょう!

ダイ吉
ダイ吉

それでは、動作分析への
苦手意識が消えますように。