医療系の学生に向いている卒業研究テーマの決め方!

セラピスト
ダイ吉
ダイ吉

こんにちは、理学療法士で
専門学校教員のダイ吉です。

医療系の職業を目指し、大学や専門学校で頑張っている学生さんは、いずれ卒業研究という壁にぶつかると思います。

実習や国家試験勉強もあるから、正直かなりの時間と労力を消費しますよね。

プク太
プク太

そろそろ卒論の準備だ…。

ダイ吉
ダイ吉

これから忙しくなるね。

まず、最初に超えなくてはいけない壁が、研究テーマの決定です。この段階でつまづくと、その後がグダグダになるので重要です。

そこで今日は、医療系に向いている、卒業研究テーマの決め方を紹介したいと思います。

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改善した先行研究を探す

まず最初は、先行研究探しからです。

メディカルオンラインなどの、文献検索サービスで、「改善」とか「影響」などのワードで検索しましょう。

プク太
プク太

お、こんな文献があったよ。

見つけた文献 #1

「にゃんにゃん体操とネコ背の関係」

※どうやら、この体操をするとネコ背が改善して、良い姿勢になる(架空)らしい。

ダイ吉
ダイ吉

ほう~、いいんじゃない。

この先行研究で改善したものは、姿勢の改善です。これが、次のキーワードになります。

キーワードのメリットを探す

では次に、姿勢が良くなると、どんなメリットがありそうかを考えてみましょう。

プク太
プク太

腰部の負担が減るとか、
姿勢が安定するとかかな?

ダイ吉
ダイ吉

お、安定っていいね!

それでは、本当に良い姿勢というのが、安定につながるのか?バランス関連について、文献を調べ直してみましょう。

プク太
プク太

この文献は使えそうじゃない?

見つけた文献 #2

「前傾姿勢と静的バランスの関係」

※重心が前方偏移している人は、静的バランスのスコアも悪かった(架空)らしい。

ダイ吉
ダイ吉

オッケー、これで行こう!

これで、姿勢が良くなれば(真っすぐ)になれば、バランスが良くなることが分りました。

2つの文献をつなげる

2つの先行研究は、それぞれ独立しています。

#1の文献は、にゃんにゃん体操が、姿勢を良くさせるところで終わってます。

#2の文献は、姿勢が良い人ほど、静的バランスが良くなることを証明しています。

では、この2つをつなげてみましょう。

研究テーマ

にゃんにゃん体操が
静的バランスに及ぼす影響

仮説としては、にゃんにゃん体操で真っすぐになった姿勢は、静的バランスのスコアを向上させる!となりますね。

方法は、にゃんにゃん体操の前後で、重心動揺計を使って姿勢を評価すれば、本当にバランスが良くなるのかが分かります。

プク太
プク太

え、なんかズルくない?

ダイ吉
ダイ吉

いや、何もズルくないよ!

最初から難易度が高いものに挑戦すると、かなりの確率で失敗します。

慣れるまでは、先行研究の「すきま」を埋めるように、お手本を見ながら進めてみましょう。

うん、これでいいのだ!

卒業後の研究について

研究と聞くと、なんだか大それた感じがしますが、学生時代の研究は、進め方を学ぶ!といった意味合いが強いです。

やはり本番は、臨床研究でしょう。

まずは卒業し、国家資格に合格してから、自分のやりたい研究に進みましょう。

プク太
プク太

臨床研究なんて無理だよ。

ダイ吉
ダイ吉

最初は、色々なサポートを
受けながらやるんだよ。

臨床研究や論文の投稿は、本人の実績になるので、少しだけ転職に有利になります。

もし働きだしたら、経歴にハクを付けて、職務経歴書を充実させて行きましょう!

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おわりに

今回紹介した卒業研究テーマの決め方ですが、ちょっとショボく感じたかもしれません。

研究って聞くと、何か偉大なことを成し遂げなければ…、と思うかもしれませんが、最初から大きなスケールではできませんよね。

病院に勤めれば、イヤでも色々な疾患や障害に触れます。その中で、自分が突き詰めたいことが見えたら、そこで本気を出しましょう。

 まずは卒業! そして国試合格!

ダイ吉
ダイ吉

それでは、卒業研究テーマが
無事に決まりますように!