こんにちは、理学療法士で
専門学校教員のダイ吉です!
皆さんの職場では、リハビリスタッフと、看護師さん達は仲良く仕事していますか?
そして、看護師さんの気が強いイメージに、怒られないかビクビクしていませんか?
いや~、実際怖いですよ…。
怒らせることをしなければ、
何てことないのにな…。
怖がっていては、リハビリが円滑に進みませんので、ここは看護師さんと上手に連携しておきたいところですね。
そこで今日は、看護師さんと仲良く仕事をするために、リハビリスタッフが努力すべきことを紹介してみたいと思います。
看護師さんとの関係
やはり、リハビリ職と看護師さん達は、お互いに尊重するべきですよね。
仲良くするメリット
患者さんのADLの情報、夜間の介助量、家族の来院予定など、看護師さん達が握っている情報は、リハビリにとってかなり重要です。
よって、看護師さん達と良好な関係を築くことで、我々が知らない情報を貰えることが、最大のメリットだと思います。
気軽に情報交換できると、
かなり仕事が捗るよ!
敵に回すデメリット
理学療法士が看護師を敵に回すと、ベッドの向きを変える、介助方法を変更する、このようなお願いがしづらくなります。
よって、リハビリスタッフと看護部の連携が止まると、その不利益が患者さんに行ってしまうことが、最大のデメリットなんですね。
怒られたり、怒鳴られるのは、
大したことじゃないってこと。
いや、僕にとったらかなり
大したことありますって…。
理学療法士が努力すること
では、私が実施していた、看護師さんと仲良く仕事をするための秘訣を紹介します。
名前を覚える
誰だって、名前も覚えてくれない人を信頼するはずがありません。だから、 私は死ぬ気で覚えました。
方法は、名札を見たり、名前を呼び合っている時に聞き耳を立てたりと、ありとあらゆる方法を駆使して覚えます。
そして絶対に、看護婦さん と俗称で呼んではいけません。
だって、そんな職業はないのですから、失礼にもほどがありますよね。気を付けましょう!
リハビリ時間は厳守
リハビリの時間は前後するので、予定通りに終わらず、つい長引くこともあります。
日によっては、病棟のスケジュールでは、リハビリ後に処置が控えていたり、検査の予定が入っていることもあります。
そんな時は、必ずナースステーションに電話をして、病棟に戻る時間が少し遅れる旨を伝えておきましょう。
え、でも相手に余計な
手間を取らせますよね?
うん、でも連絡をすることで、
こちらの誠意は伝わるはずだよ。
時間を守ることが大前提ですが、仕方のない場合には早めに連絡をして、余計なトラブルは回避するよう努めましょう。
開始と終了を伝える
これは、ベッドサイドのリハビリ時に、気を付けて欲しいことです。
リハビリを介入する前に、「これからリハビリ始めます」って伝えましょう。
そして、リハビリが終了したら、「リハビリ終わりました!」って伝えます。
リハビリの時間によっては、処置の時間が前後するため、このひと言を伝えておくことで、あなたの印象はガラっと良くなるはずです。
現状回復の徹底
リハビリが終わった後に、ベッドの位置、ギャッチUPの角度、柵などを元に戻さず放置したまま帰ると、高確率でキレられるでしょう。
病棟に迷惑を掛けないためにも、ベッド周囲の原状回復は徹底しましょう!
詳細は、こちらの記事で確認して下さい。
移乗を優先すること
病棟では看護師や介護士さん達が、数人掛かりで患者さんを移乗することがあります。
正直、移乗に2~3人取られるのって、病棟にかなりの負担が掛かるんですよね。
そこで、理学療法士の出番です!
患者さんの能力を上げるのではなくて、トランスファーボードを貸し出すとか、効率の良い介助方法を伝えるとかで十分です。
病棟スタッフから「介助が楽になったわ」と感謝されるよう、患者さんの移乗に関しては、早めに協力をしてあげましょう。
一日に何度もやる介助なので、
その苦労を共感してあげよう。
そうですね、看護師さん達と
仲良くなれるよう努力します!
おわりに
さて、看護師さんと仲良く仕事するために、理学療法士が努力するべき点を紹介しました。
実際、良好な関係が築けていると、急な時間変更をお願いしても、
しゃーねーなぁw
って感じで、笑って許してくれます。
看護師さんと良好な関係を保つと、仕事がかなり楽になるので、絶対にお得だと思います。
だから変なプライドは要らない!
それでは、看護師さん達と
仲良く仕事ができますように。