筋肉をほぐすのに便利!ストリッピングマッサージを覚えよう

セラピスト
ダイ吉
ダイ吉

こんにちは、理学療法士で
専門学校教員のダイ吉です!

本日のテーマは、マッサージです。

リハビリで、マッサージをすることに否定的な理学療法士は、意外と多いんですよね。

プク太
プク太

へぇ、そうなんだね。
よく実習中に見たけど。

ダイ吉
ダイ吉

最初っから受け付けない
セラピストも多いよ。

肩がこってるから、身体がだるいから、こんな理由ではやりませんが、姿勢や動作に繋がるのであれば、私は積極的に使います。

そこで今日は、新人でも比較的簡単に効果が出せる、ストリッピングマッサージについて、簡単な解説をしてみようと思います。

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ストリッピングマッサージ

ストリッピングマッサージとは、筋を圧迫しながら「滑らせる」手法です。

Stripping = はぎ取る

お好み焼きを作った後、鉄板に付いたコゲを、ヘラでこそぎ取るようなイメージです。

だから、このマッサージ中は、筋肉に溜まった悪い物質が流れるよう、血行が良くなって欲しい!という気持ちでやってます。

使用する部位

筋を効率よく刺激するために、以下の3つの部位で、マッサージをするのがおすすめです。

母指での圧迫

まずは、基本である母指ですね。

指腹の全体で筋を捕まえたら、圧迫したままストリッピングしていきましょう。

    

この時、筋の長軸に沿わせながら、遠位から近位の方向に滑らせるのがコツです。

プク太
プク太

あぁ、これ気持ち良いかも。

ダイ吉
ダイ吉

リラックスできるから
筋がほぐれるよ。

圧迫の強さは、「痛いけど気持ち良い」が目安なので、対象者の感想も参考にしてね。

手掌面での圧迫

少し幅が広い筋の場合、手掌面を使います。

手関節を軽度背屈させ、母指球と小指球の全体を使って、筋を刺激して行きましょう。

腸脛靭帯など、長い範囲をほぐしたい時は、この手掌面でのマッサージが有効ですよ。

PIP関節での圧迫

頑固な筋に対しては、拳で対応しちゃいます。

軽く拳を握り、PIPの部分が当たるように、マッサージをしていきます。

プク太
プク太

うわ~、拳を使うと
ちょっと痛い…。

ダイ吉
ダイ吉

この部分で刺激する時は、
かなり優しくしてね。

自分の身体で練習しながら、刺激の強さを習得してから、患者さんに提供しましょう。

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圧迫時の注意点

ストリッピングマッサージを実施する際、以下の2つに注意して下さいね。

摩擦による皮膚の損傷

まず1つ目は、指を滑らせる時に、摩擦が強すぎることで、皮膚が損傷することです。

特に高齢者は皮膚が弱いので、赤くなったり、擦過傷になるリスクがあります。

プク太
プク太

ひえぇ~…。

ダイ吉
ダイ吉

滑らせる際の摩擦に注意ね!

強い刺激による筋損傷

効果を焦ると、つい強く刺激しがちです。

気持ち良いを通りこして、痛い!になってしまうと、完全に逆効果なんですよね。

弱った筋肉を刺激する際は、筋損傷のリスクを常に考えて、実施するよう努めて下さい。

おわりに

さて、ストリッピングマッサージの、簡単な実施方法と注意点を解説してみました。

筋肉の状態を知りたいなら、まずは色々な筋を触らないとダメですよね。そのためにも、この手法はかなりおすすめです。

筋肉をほぐしつつ、筋の走行や厚みを、自分の手に覚えさせて行きましょう!

ダイ吉
ダイ吉

それでは、上手に筋が
ほぐれますように。

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