
こんにちは、専門学校教員で
理学療法士のダイ吉です!
この記事では、アライメントの基準から目に見えない関節包内の動き(凹凸の法則)まで、治療の根拠となる骨格系の知識を解説します。

え、関節包内の動き?
凹凸の法則…?
リハビリにおける「触る、動かす、整える」というすべての基礎は、解剖学と運動学の掛け合わせにあります。
何となく関節を動かす!から、解剖学・運動学的に正しく動かす!に変化しましょう。
骨格系と関節運動の基本
関節の動きを正しく評価・治療するには、骨のランドマークと形状の把握が不可欠です。
骨盤や肩甲骨など、身体の土台となるパーツの位置関係から学びましょう。
そして、関節面で起こるミクロの動き(滑り・転がり)を理解することが運動学の第一歩です。
骨盤の評価とアライメント
骨盤のアライメント評価は、姿勢観察における基本中の基本です。
ASISとPSISの位置関係から、前傾・後傾・中間位を判断します。
骨盤は単体で動くのではなく、股関節や腰椎と連動している点に注意が必要です。

ASISとPSISの高さの
差で傾きを診るよ。

服を着てるとPSISって
探しにくいんだよね。

最初は手のひら全体で
触診すると見つけやすいよ。
骨盤の傾きの基準や、姿勢との関係性については、以下の記事で解説しています。
肩甲骨の複雑な動きと作用筋
肩甲骨は多くの筋が付着し、挙上・下制・回旋など複雑な動きをします。
特に「下方回旋」は作用する筋肉の走行が分かりにくく、混乱しやすいポイントです。
筋の起始・停止だけでなく、引っ張る方向と関節の動きをセットで理解しましょう。

菱形筋群は下方回旋に
作用するの知ってた?

え、上方回旋じゃないの?

そこが国試でも臨床でも
引っかかりやすい所なんだ。
肩甲骨の下方回旋のメカニズムや、関連する筋の働きは、以下の記事で解説しています。
手根骨の配列と接する骨
手関節を構成する手根骨は、8つの骨が緻密に配列されています。
単なる名前の丸暗記では、テストや実習ですぐに忘れてしまいます。
Wの形や輪っかなどの視覚的なイメージを使い、接する骨同士を関連付けて覚えましょう。
手根骨の配列を最短で覚えるコツや、確認テストは以下の記事にまとめています。
関節の形状と凹凸の法則
関節運動は、骨端の形状(凹と凸)によって滑りの方向が異なります。
ROM-ex(関節可動域訓練)を行う際、この法則を無視すると関節を痛める原因になります。
目に見えない関節包内の動きを予測するための必須ルールです。

凸側の骨が動く時、
滑りはどっち方向?

えっと、骨の動きと
反対方向だった気がする。

正解!滑りの方向が分かると
治療技術が上がるよ。
凹凸の法則の図解や、関節運動の向きを直感的に理解する方法は、以下の記事で解説しています。
らせん関節の特殊な構造
一軸性の関節の中でも、らせん関節は回転軸が少しズレているのが特徴です。
腕尺関節、膝関節、距腿関節の3つが該当します。
ドアの蝶番のように真っ直ぐ動く「蝶番関節」との明確な違いを整理しておきましょう。
らせん関節の構造と、蝶番関節との決定的な違いについては、以下の記事で解説しています。
おわりに
骨格・関節の評価は、理学療法におけるすべての治療のスタートラインです。
個別の骨の動き(骨盤や肩甲骨)から、目に見えない関節包内の動き(凹凸の法則)まで、すべては1つのツリーとしてつながっています。
🚀 この知識をベースに、次に学ぶテーマをここでチェックしましょう!


それでは、関節運動と骨格系が
イメージできますように!







