筋収縮と運動力学の基礎まとめ|筋力・姿勢・運動連鎖を理解する

ジムでダンベルを持ち上げる女性トレーニー 基礎医学
ダイ吉
ダイ吉

こんにちは、専門学校教員で
理学療法士のダイ吉です!

この記事では、筋力の本質から姿勢制御、運動連鎖まで、リハビリの基礎となる力学を体系的に解説します。

プク太
プク太

う~ん、運動力学って

難しいんだよな。

本日から、なんとなくプログラムを組むのは卒業!運動力学を臨床に落とし込もう!


筋収縮の基本と発揮される力

身体を動かすエンジンの役割を果たすのが「筋収縮」です。

力が出ない = 筋力低下

と安易に結びつけるのは危険です。

筋本来の力(筋力)、脳からの指令(筋出力)、表に出る力(筋発揮)を分けて考えましょう。

ダイ吉
ダイ吉

だって痛みで力が出ないのは

筋力低下じゃないよね。

プク太
プク太

そっか、出力にブレーキが

かかってるだけなんだね。

力が入らない原因を見極めないと、適切なリハビリ治療はできません!

筋力・筋出力・筋発揮の違いと、力が低下する原因については以下の記事で解説しています。

姿勢制御と支持基底面の関係

姿勢が安定する理由を力学的に説明できますか?

「重心が低い」「支持基底面が広い」など、姿勢を保つための物理的な条件が存在します。

動作分析やバランス評価の際、感覚に頼らないための重要な指標となります。

ダイ吉
ダイ吉

はい、問題!やじろべえが

倒れないのはなぜ?

プク太
プク太

えーと、重心が低いからかな?

ダイ吉
ダイ吉

正解。これを患者さんの

姿勢評価に応用するんだ。

姿勢が安定する6つの条件や、重心と支持基底面の関係については以下の記事で解説しています。

運動連鎖(CKCとOKC)の使い分け

リハビリでスクワットを選ぶか、足上げを選ぶか。

足が固定されているか(CKC)、浮いているか(OKC)で、筋肉の使われ方や関節への負担が大きく変わります。

患者の状態や目的に合わせて、この2つを適切に使い分ける必要があります。

CKCとOKCの決定的な違いと、それぞれのメリット・デメリットは以下の記事で解説しています。

遠心性収縮を活用したリハビリ

筋肉が引き伸ばされながら力を発揮する「遠心性収縮」。

実は、筋肉が一番強い力を出せるのはこの収縮様式です。

筋力が弱くて動作ができない患者に対して、非常に有効なトレーニング手段となります。

ダイ吉
ダイ吉

立ち上がれないなら、

座る練習をすればいいよ。

プク太
プク太

え、それだけで筋力がつくの?

ダイ吉
ダイ吉

そうだよ、遠心性収縮の

強い力を利用するからね。

遠心性収縮の仕組みと、臨床での具体的なトレーニング方法は以下の記事で解説しています。

関節運動(骨格系)との連動

筋肉は骨に付着し、関節をまたいで存在しています。

そのため、筋収縮と運動力学を深く理解するには、土台となる関節運動の知識が必須です。筋肉の働きと関節の滑り・転がりは、常にセットで評価しましょう。

筋肉と切り離せない、関節運動や骨格系の基礎知識は以下の記事でまとめています。

基礎医学まとめ|理学療法士・学生向け完全学習ロードマップ
「基礎医学」の完全ガイドです。神経系、関節・骨格系、筋収縮・運動力学の3大テーマに分類し、臨床や国家試験に直結する重要知識を体系的に学べるロードマップとして整理しました。
ダイ吉
ダイ吉

それでは、運動力学の基礎が

身につきますように~。