
こんにちは、理学療法士で
学校教員のダイ吉です!
新卒の就活生も、転職を考えている人も、やはり気になるのは給料と年収ですよね。
求人票には、基本給、調整手当、家族手当、通勤手当…。専門用語が並んでいて、正直よく分からないと感じた人も多いはず。

正直、給料よりも
ボーナスが気になります。

なるべく良い条件を探す!
全職種の共通点だね。
「で、結局この求人、年収はいくらなの?」
そう思いつつも、なんとなく応募先を決めてしまう学生も少なくありません。
この記事では、理学療法士の求人票から年収・給与を正しく読み取り、この求人があなたにとって、“アリかナシか”を判断するための見方を分かりやすく解説したいと思います。
理学療法士の年収はどれくらい?
年収のまとめサイトなどを見ると、理学療法士の全国平均年収は“約430万円”と紹介されていることが多いですよね。

え、待ってください。
そんな貰ってないですよ?

安心して。新人がこの金額に
届かないのは普通だよ。
この「430万円」という数字は、新卒〜ベテランまでをすべて含めた平均値です。まずは、この金額がどういう内訳で成り立っているのかを見てみましょう。
これで、おおよそ年収430万円になります。
ここで重要なのは、この金額が「新人1年目の基準」ではないという点です。
地域差や施設規模、経験年数によって年収には大きな幅があり、新人の場合は、ここから100万円以上低いケースも珍しくありません。

う~ん、現実はなかなか
厳しいですね。

だから、求人票を正しく
読む力が必要なんだ。
この次の章では、求人票に書かれている「基本給」「各種手当」「賞与」が、年収にどう影響するのかを具体的に見ていきます。
収入の算出方法
それでは、求人票に記載されている項目を一つずつ確認していきましょう。
求人票には、基本給だけでなく、さまざまな手当が記載されています。どこまでが毎月安定してもらえるお金で、どこからが条件付きなのかを整理して見ることが大切です。

まずは、すべての基準になる「基本給」から確認します。
基本給
基本給は文字通り、給与の土台となる金額で、各種手当を含まない支給額です。
金額は、勤続年数・職種・年齢などをもとに、雇用側が社内規定に沿って決定します。
多くの求人票では、20〜28万円など幅を持たせた表記になっていることが多いですね。ここで注意したいのが、この上限の金額です。
多くの場合、「将来的に到達する可能性がある金額」という意味合いで記載されており、入職時から上限額が支給されるケースは多くありません。
実際には、下限に近い金額からスタートすることが一般的です。

この書き方は期待しちゃう…。
でも、現実的に考えてみよう。
基本給は、賞与や各種手当の計算にも影響する重要な項目です。次は、基本給とセットで確認したい「賞与」について見ていきましょう。
賞与
続いて、基本給と同じくらい気になるのが賞与(ボーナス)です。
賞与は一般的に、基本給 × 支給月数で計算されるため、基本給が高いと支給額も多くなります。
そのため求人票では、「賞与〇か月分」という表記だけを見て判断してしまいがちですが、月数だけでは実際の金額は分かりません。
例えば、次のケースではどうでしょう_
- 基本給10万円 × 5か月 = 50万円
- 基本給20万円 × 3か月 = 60万円
「5か月分」という数字だけを見ると多く感じますが、合計額では逆転することもあります。

月数だけで判断せず、
必ず総支給学で考えよう。
また、求人票に「賞与あり」とだけ書かれている場合、支給月数や実績は分かりません。
この場合は、事前見学や面接の際に、「昨年度の支給実績」を確認しておくと安心です。
基準外給与
基準外給与には、残業代・宿直手当・休日手当などが含まれます。
残業代は一般的に、基本給をもとに算出した時間単価の25%増しで支給されます。
計算は少し複雑なので、目安としては、1時間あたり 1,400〜1,800円程度と考えておくとイメージしやすいでしょう。

へぇ~、残業代って
お得なんですね。

う~ん、でも注意が必要!
基準外給与の特徴は、毎月必ず支給されるわけではない点です。そのため求人票には金額ではなく、
月10時間程度の残業あり
といった、時間の目安のみが記載されることが多くなります。
ここで注意したいのが、その残業代が「別途支給」なのか「固定残業(みなし残業)」なのかという点です。
求人票に「固定残業代含む」と記載されている場合、一定時間分の残業代があらかじめ給与に含まれているという意味になります。
「固定残業代」と記載されている場合、残業代は基本給に含まれているという意味になります。サービス残業の、事前通告ということなので注意しましょう。

ややこしい書き方ですね。

だからこそ、ここは
求人票で必ずチェックしよう。
基準外給与は、年収を押し上げることもあれば、働き方の負担につながることもあります。「金額」だけでなく「条件」まで確認することが大切ですね。
家族手当
家族手当は、配偶者や子どもを扶養している場合に支給される手当です。支給の有無や金額は、雇用側の規定によって異なります。

多くの場合、
- 扶養に入っていること
- 同居・生計を一にしていること
などが条件になります。独身の場合は支給されません。
求人票には、次のように具体的な金額が記載されていることが多いですね。
- 配偶者:1万円
- 第一子:5,000円
- 第二子以降:2,000円
この例では、配偶者+子ども2人を扶養している場合、家族手当は月17,000円になります。

毎月の金額は小さいけど、
年単位だと意外と差が出るよ。
家族手当は、将来的なライフプランによって重要度が変わる手当です。今は関係なくても、「制度があるかどうか」は確認しておくと安心です。
住宅手当
世帯主、持ち家か賃貸など、雇用側が設定した細かい規定により金額が設定されます。

でも実は、支給する義務はありません。
住宅手当を出すか出さないかは雇用主によりますが、大抵の求人票には、
住宅手当あり
住宅手当2万円
このような、支給に関する記載があります。
求人希望者に向けた重要なアピールになっていますので、もし書いていない場合は、支給されない可能性が高いと思いましょう。

勤務地の地価に合わせるので
支給額はまちまちだよ。
通勤手当
出勤するために必要な、交通費のことで、大抵の場合は「全額支給」となっていますね。

ひと月15万円以下の場合は非課税となり、所得税が掛かりませんので、立て替えた定期代が帰ってくるだけの単純な話です。
また、歩いて通える圏内の人にも通勤手当支給する所もありますし、車通勤の人から駐車場代を天引きする所もあります。
要は就業規則次第なので、細かい部分は直接雇用主に問い合わせるしかありませんね。
調整手当
調整手当は、雇用側が必要に応じて支給する“金額が固定されていない手当”です。
求人票では、
- 調整手当:5,000円〜
- 調整手当あり
といった記載が多く、支給額や条件は明確に示されていないケースもあります。
賞与の補填や、業務内容・役割に応じた調整として使われることが多いため、年収を判断する際は、あくまで参考程度に考えるのが無難です。
まとめ│求人票は「年収」より「中身」
理学療法士の求人票には、基本給・賞与・各種手当など、さまざまな項目が並んでいます。
大切なのは、数字の大きさだけで判断しないことです。
- 毎月安定してもらえるお金はいくら?
- 条件付き・変動しやすい手当はどれ?
-
実際の年収としてどこまで期待できる?
これらを整理して見ることで、この求人が自分にとって「アリかナシか」が見えてきます。
求人票は、読み方を知っていれば強い判断材料になります。就活や転職で後悔しないためにも、
じっくりと中身を確認する習慣を身につけていきましょう。

それでは、良い条件の求人に
出会えますように!
💡 就活中に「何を優先すべきか分からなくなったら」この「就活完全ガイド」に戻って全体の流れを確認してください。



