
こんにちは、専門学校教員で
理学療法士のダイ吉です!
今日は、手根骨の配列と接する骨の覚え方を解説します。
解剖学で学んだ手根骨、試験前に思い出せないことってありますよね?

覚えてもすぐ忘れる…

単純暗記で覚えるから、
すぐに忘れるんだよ…。
骨の名前だけでなく、配列や接する骨について覚えると長期記憶になりますよ。
ということで今日は、最短・最速で覚える裏技を紹介したいと思います。
手根骨の配列
手根骨は、手首の関節を構成する8つの骨から成り立っています。
これらの骨は、上段と下段に分かれており、隙間なくびっちり配置されてます。

まずは、手根骨の配列を、下段と上段に分けて覚えていきましょう。
下段の配列
手根骨の下段、近位部の配列は、橈骨と尺骨に近い部分から覚えます。
ここは、次の順番で覚えていきます。
- 豆状骨
- 三角骨
- 月状骨
- 舟状骨
絵にすると覚えやすい_


あは、なんか可愛い!

豆が三月に舟に乗ってるね。
この順番を覚えることで、手根骨の下段がしっかり頭に入りますね。
上段の配列
手根骨の上段、遠位部の配列に移ります。
こちらは、まず有鉤骨から始め、その後に他の骨を覚えるのがおすすめです。

有鉤骨には、フック船長のような鉤爪(かぎづめ)型の突起があります。
もし場所を忘れたら、自分の小指の下あたりをグリグリして確認してみましょう。

たしかに、なんか骨が
飛び出ているね。

骨の出っ張りを触診して
テストを解いちゃおう!
有鉤骨は小指側で、そこから有頭骨 → 小菱形骨 → 大菱形骨の順番で覚えます。
接する骨の覚え方
手根骨の配列を覚えたら、次は“どの骨がどの骨と接しているか”を覚えましょう。

手根骨は、配列に従ってお互いに接しており、それぞれの骨の接点をしっかり押さえておくと、試験でも役立ちます。
輪っかでつなげる
まず、手根骨の接する骨を覚えるための簡単な方法は、骨を輪っかでつなげてることです。
図では、手根骨が輪になって連結してます。これを使うことで、どの骨がどの骨と接しているのかが一目でわかります。
例えば、月状骨は舟状骨と接しているし、三角骨は有鉤骨と接していますね。

骨の配列を覚えたら、
輪っかでつなげてみてね。

おお、これは簡単だ!
やはり、解剖学は視覚的に覚えやすくしないと、記憶に残りませんね。
W でつなげる
次に、手根骨をWの形で覚える方法です。
手根骨にWの形に配置することで、手根骨同士が接するパターンが視覚化できます。

え、なんでWなのさ?

手関節を英語にすると?
手首は英語で、Wrist(リスト)です。
その頭文字である“W”を使うのですが、頭文字だけに【有頭骨】が中心になるように線でつなげてみましょう。

線でつながっている場所は、骨同士が接触しています。
図をみると有鉤骨と月状骨、そして舟状骨と小菱形骨が隣接してますね。

この図が書ければ
もう完璧だよ!

お~、これは簡単!
このように、骨同士がWの形で接していることをイメージしながら覚えましょう。
確認テストに挑戦
それでは、本当に覚えたのか確認です。
過去の国家試験問題を使って、先ほどの知識を確かめてみましょう!


さっきの図をみせて。

もう、早く覚えてよね。


大菱形骨と接しているは
舟状骨だから3番だ。

正解、じゃこっちの問題は?


有頭骨とWでつながらない
豆状骨の4が答えだね!

はい、正解!
やはり、この図さえ書きなれてしまえば、このような問題が簡単に解けますね。
関連記事 凹凸の法則が一目で分かる図|関節運動の向きを直感理解
おわりに
さて、本日は手根骨の解剖学でした。
やはり、骨の名前や順番だけを覚えるのではなく、接する骨も一緒に覚える方が効率が良さそうですね。
単純暗記にならないよう、少しでも楽しく覚えられる方法を見つけて下さいね。

それでは、8つの手根骨を
暗記できますように!


