
こんにちは、専門学校教員で
理学療法士のダイ吉です!
フローボリューム曲線を見ると、
「これは閉塞性」
「こっちは拘束性」
と、形で覚えている人は多いと思います。

うん、ちゃんと暗記したよ。

それでは、質問です。
縦軸と横軸は、何を表していますか?

え、空気の量とかが~
(ゴニョゴニョ…)
ここが説明できると、フローボリューム曲線は一気に分かりやすくなります。
縦軸は「息を吐く速さ」
縦軸が表しているのは 気流速度〈L/秒〉です。
よって、
勢いよく吐く → 山が高くなる
ゆっくり吐く → 山が低くなる

こうなります。
正常では、息を吐き始めると一気に流速が上がり、ピーク(頂上)を作ります。
その後、肺の中の空気が減ってくるにつれて、吐く勢いも少しずつ弱くなります。
難しく考えず、
縦 = 空気が移動するスピード
と覚えてください。

ほ~、そうだったんだ。
横軸は「肺の中の空気」
横軸は 肺気量〈L〉を表しています。
よって、
肺が空気でパンパン → 左に移動
肺が空になってくる → 右に移動

こうなります。
つまり、フローボリューム曲線は、たっぷり吸ったところからスタートして、息を吐きながら右へ進んでいくグラフと考えると分かりやすいです。

こうやって横幅を見ると、どれくらいの量の空気を吐いたのかが分かりますね。

なんだ~、縦軸も横軸も
超カンタンじゃん。
まずは「高さ・横幅・形」を見る
国家試験でフローボリューム曲線が出たら、最初は3つだけ確認します。
① 高さ → どれくらい速く吐ける?
② 横幅 → どれくらい空気を吐いた?
③ 形 → 山なり? 平坦化?
これだけです。
「肺線維症はこの形」「COPDはこの形」と丸暗記する前に、肺の中の空気がどのように動いているのか?を考えてみてください。
すると、
なぜ拘束性では右にズレるのか?
なぜ上気道狭窄では平坦になるのか?
なぜ肺気腫では、とんがり山になるの?
まで説明できるようになります。
この続きは、国家試験で出題される曲線を「形の暗記」ではなく、なぜその形になるのか?から理解する5テーマとして、別記事にまとめています。

それでは、模試の平均点が
アップしますように!


