超手抜き!ゴニオメーターを使わずに膝の屈曲拘縮を評価する

検査・評価
ダイ吉
ダイ吉

こんにちは、理学療法士で
専門学校教員のダイ吉です!

理学療法士は、ゴニオメーターを使って、関節の角度を測ることが多いです。

しかし、角度計を使うのが面倒な時、簡単な指標で膝の屈曲角度が見抜けちゃいます。

プク太
プク太

へぇ、そんな指標あるんだ。

ダイ吉
ダイ吉

まぁ、手を抜きたい時用かな。

ということで今日は、膝の屈曲拘縮を評価する際に、使って欲しい簡単な目安を紹介します。

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膝の屈曲角度の目安

あくまで個人的に活用している指標のため、数値は大まかなものですのでご注意を!

伸展-5°

まず背臥位の状態で、膝の下に手を入れます。

手の平が、ちょうどイイ感じに入る場合は、屈曲約5°くらいになっているはずです。

ダイ吉
ダイ吉

少し浮いている?程度だね。

プク太
プク太

ほほー、それが5°なんだね。

伸展-10°

もう少し浮いている場合、拳が入ります。

セラピストの手が、パーからグーになった時は、膝関節は約10°屈曲位になってます。

伸展-15°

さらに浮いている場合は、縦にしたセラピストの拳が入るはずです。

ここまで浮いていると、背臥位も安定しないので、リハビリの介入が必要ですね。

ダイ吉
ダイ吉

簡単な指標を使って

膝の状態が分ったね。

プク太
プク太

スクリーニングみたいに、
まず状態を知るんだね。

では、屈曲拘縮が見抜けた所で、評価を進めていきましょうか!

屈曲拘縮を評価する

膝の伸展制限があった場合、やはりハムストリングスの、伸張性低下を疑いますよね。

触ってみて、ハムストが突っ張っている感じがあれば、ストレッチをしてみましょう。

持続伸長、ホールドリラックス、方法は何でもいいので、とにかく伸張性を上げてみます。

その後は、もう一度チェックします。

さっきは手の平が入ったのに、ストレッチ後は、手が入らなくなってますね。

う~ん、ということは?

プク太
プク太

即座的に5°の改善が

あったってこと?

ダイ吉
ダイ吉

うん、だからまだ拘縮に
なってないってこと。

仮に、ストレッチ後に変化がなければ、関節拘縮の可能性が高いので、対応は変わります。

伸張性低下 ⇒ ストレッチ

  関節拘縮  ⇒ ROM-ex

ゴニオメーターを使わなくても、膝の状態が評価できたので、プログラムも決まりました。

プク太
プク太

なるほど、急いでいる時は
この方法で評価しよう。

ダイ吉
ダイ吉

最初は、ゴニオメーターを
使うと確実だよ!

背臥位で膝が床面に付かない場合、ちょっと試しにやってみて下さいな。

おわりに

リハビリ実習に行くと、ゴニオメーターを使っているPTが、少ないことに気づきませんか?

もしかしたら、面倒で測っていないか、このような自分だけの、オリジナル計測方法を使っているのかもしれませんね。

時間短縮 & 最小限の労力で、臨床を乗り切ってまいりましょう!

ダイ吉
ダイ吉

それでは、膝の屈曲拘縮が
しっかり見抜けますように。

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