リハビリ実習の目標を立てよう!良い例と悪い例を使って解説

リハビリ実習
ダイ吉
ダイ吉

こんにちは、理学療法士で
専門学校教員のダイ吉です!

本日のテーマは、リハビリ実習の目標です。

学生は実習に行く前に、自分で達成したい目標を立て、その内容を学校や指導者に伝えます。

プク太
プク太

う~ん、考えてるけど良い
のが思い浮かばないな。

ダイ吉
ダイ吉

ありゃりゃ…、提出って
明日までだったよね。

見た目が良くて、納得できる目標って、中々書けないんですよね。

ということで今日は、必ず成長できる、リハビリ実習の目標を紹介したいと思います。

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悪い目標の例

ダイ吉
ダイ吉

目標は決まったの?

プク太
プク太

「しっかり評価する」

にしたよ。

ダイ吉
ダイ吉

え、マジで?

プク太
プク太

マジで、え?

この目標、どこがダメか分かります?

【悪い目標にありがちな内容】

✅ 行動目標が書いていない

✅ 達成基準が書いていない

✅ 成長のビジョンが見えない

このような内容だと、いつ達成したのか、何を持って出来るようになったのか、誰も判断できないんですよね。

このような目標だと、曖昧のまま終わってしまい、きっと成長に繋がらないでしょう。

プク太
プク太

う~ん、やり直しか…。

良い目標の例

では次に、先ほどの悪い例を、良い目標に変化させてみましょう。

【悪い目標】BAD!
 しっかり評価する

↓  ↓  ↓

【良い目標】Good!
評価したことは、その日のうちに考察をして、翌日にフィードバックを受ける
ダイ吉
ダイ吉

これならどう?

プク太
プク太

ほう~、何か増えたね。

行動目標を書く

この目標に対し、あなたが取り組む行動は、以下の2つになります。

 ① その日のうちに考察をする

 ② 翌日、フィードバックを受ける

これ以外に、良い考察が書けたとか、評価をたくさんしたとかは意識しなくてOKです。

達成基準を決める

もし2つの行動目標のうち、どちらかが出来なかった場合、達成度は50%になります。

理由としては、寝てしまったとか、バイザーが忙しかったなど、様々あるかと思います。

ダイ吉
ダイ吉

達成出来なかった時は、
すぐに自己分析をしよう。

プク太
プク太

これなら、まいっかって
逃げられないね。

何かに理由を付けて逃げちゃう人は、自分を追い込める内容が必要だね。

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成長した未来が見える

この行動を続けていれば、必ず「しっかり評価できる」人間になる訳じゃありません。

でも、評価をやりっ放しにせず、自分の考えを指導者に相談できる人間にはなれます。

ダイ吉
ダイ吉

その時、十分か不十分かを
判断してみてね。

プク太
プク太

まずは、行動をしないと
何も始まらないね。

リハビリの実習に向け、目標を立てる時は、この3つを意識してみてね。

実習に向けた良い目標

では最後に、ありがちな目標を、良い内容にデフォルメした例文を紹介します。

病院の環境に慣れる

見学実習など、初めての実習では、病院の環境に慣れるような目標でもOKです。

【悪い目標】BAD!
早く病院に慣れる

↓  ↓  ↓

【良い目標】Good!
院内ですれ違う人、全員に挨拶をする

これなら、行動目標がハッキリしています。

元気な挨拶は、気持ちを前向きにさせますね。

患者さんに信頼される

次の目標は、医療従事者の基本である、患者さんとの信頼関係についてです。

【悪い目標】BAD!
患者さんに信頼してもらう

↓  ↓  ↓

【良い目標】Good!
10人の患者さんに名前を覚えてもらう

人間は、名前も知らない人を信頼しません。だったら、まず患者さんに、名前を知ってもらうことが先決ですよね。

ダイ吉
ダイ吉

自己紹介も工夫しないとね。

プク太
プク太

大きな声で、元気よく
名前を言わないとダメか。

積極性を出す

最後は、やる気を示したい目標です。

特に、積極性についてのアピールは大事です。

【悪い目標】BAD!
積極性を持って取り組む

↓  ↓  ↓

【良い目標】Good!
見学時には、必ず2つ以上質問をする

宣言しておくことで、怖いセラピストを相手にも、必ず質問する必要が出てきます。

逃げ道を塞ぐと、勇気が出てきますよ!

おわりに

さて、リハビリ実習に向けた、目標の立て方について解説をしてみました。

評価実習以降は、自分ではなく、患者さんに目標(ゴール)を設定する必要があります。

リハビリのゴール設定はこちら

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他人の目標設定は、かなり難しいので、まずは自分の目標を達成する経験を積みましょう。

ダイ吉
ダイ吉

それでは、良い実習目標が
立てられますように。