
ダイ吉
こんにちは、専門学校教員で
理学療法士のダイ吉です!
臨床や実習では、異常歩行を対象に、分析しながらリハビリを進めます。
この記事では、臨床でよく遭遇する異常歩行を、原因別に3つのカテゴリーに分類し、それぞれの詳細をまとめました。
異常歩行分析の基本
異常歩行は歩き方の癖ではなく、身体機能の低下を補うための代償動作の集合体です。

そのまま眺めるのでなく、「なぜその動きが生じているのか」という、力学的メカニズムを理解することが臨床では必須となります。
バランス制御・ふらつきの代償
歩行分析の中でも特に難しいのが、小脳性運動失調による異常歩行です。
ワイドベース歩行(幅広歩行)の特徴や歩隔が広がる原因、リハビリ介入のポイントを解説します。▶︎ この記事を読んでみる
酩酊歩行(失調性歩行)のふらつきを基線から分析する評価ポイントについて解説します。▶︎ この記事を読んでみるこの2つの異常歩行は、重心の揺れや姿勢制御の不安定さを補うため、支持基底面を変化させて安定を図る代償が出現しています。
足関節機能低下からの運動連鎖
続いては、足関節機能による異常歩行です。
下垂足による鶏歩の臨床的特徴や観察ポイント、尖足位(構造的変化)との違いを簡潔に解説します。▶︎ この記事を読んでみる
足関節の背屈制限が歩行に及ぼす影響と、反張膝(膝過伸展)や骨盤後方回旋が引き起こされる代償機序を解説します。▶︎ この記事を読んでみるこの2つは、可動域制限や筋力低下が原因のため、装具でクリアランス低下を予防するなど、対応策も一緒に分析する必要があります。
股関節周囲の弱化と片麻痺の代償
最後は、立脚期の支持性低下や、遊脚期の振り出し困難に対し、体幹や非麻痺側を過剰に利用して補う歩行です。
大殿筋歩行(体幹後屈跛行)の発生原因や破綻のメカニズム、臨床的な特徴を初心者向けに分かりやすく解説します。▶︎ この記事を読んでみる
脳卒中片麻痺患者に多くみられる「ぶん回し歩行」が起こる理由と、評価・分析に必要な代償動作のポイントを整理します。▶︎ この記事を読んでみる筋力低下や麻痺など、身体機能低下がどのように代償動作となって現れるのか?これをしっかり分析していきましょう。
おわりに
歩行分析って難しいですよね。
当然、歩行周期という基準の知識ががなければ、歩行から異常は見抜けません。

正常歩行の周期・各相まとめ|歩行分析の基準となる8つのフェーズ
正常歩行の周期(ランチョ・ロス・アミーゴ方式)の全8相を網羅したまとめ記事です。IC、LR、MStなど各相の役割と筋活動を整理し、詳細記事へのリンクをまとめています。歩行分析の基準作りにご活用ください。
そんな方は、このまとめ記事で正常歩行の周期をインプットしてください。


