こんにちは、理学療法士で
専門学校教員のダイ吉です!
実習関連の記事が増えてきたので、実習レポートの「まとめ記事」を作ってみました。
症例紹介って、どうやって書くの?
他部門情報って、何を質問するの?
こんな悩みがある実習生の人は、ササッと確認してみて下さい。
実習レポートの目次
実習レポートのコツは、ズバリ見出しです。
最初に目次で、見出しを整理しておくと、足りない情報・今後やるべきことが、分かりやすくなるのでオススメです。
一般的な見出しの順番は、
こんな感じになるよ。
【実習レポートの目次】
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.症例紹介
1.一般情報
2.医学的情報
3.社会的情報
Ⅲ.他部門情報
Ⅳ.理学療法評価
1.ROM
2.MMT
3.感覚検査
4.筋緊張検査
5.疼痛検査
6.バランス検査
(1)立ち直り反応
(2)ステップ反応
(3)TUG
7.姿勢観察
(1)座位姿勢観察
(2)立位姿勢観察
8.動作観察
(1)寝返り動作
(2)立ち上がり動作
(3)階段昇降
9.歩行観察
10.ADL動作:FIM
Ⅴ.統合と解釈
Ⅵ.問題点抽出
Ⅶ.ゴール設定
Ⅷ.プログラム立案
Ⅸ.治療経過
Ⅹ.考察
Ⅺ.おわりに
大きい項目から小さい項目へ、使用する数字には順番があります。
Ⅰ ⇒ 1 ⇒ (1)⇒ ① ⇒(ア)
こんな感じで使用し、数字の下には空欄を設けるようにします。
そのため、見出しが小さくなるにつれ、文章が右にズレていく感覚ですね。
おすすめ記事一覧
では、各項目を紹介していきます。
はじめに
実習レポートの「はじめに」は、ほとんど内容が決まっています。
記事中には、テンプレート(ひな形)を用意してあるので、それに当てはめながら、サクサクっと作ってみましょう。
症例紹介
症例紹介は、一般情報、医学的情報、社会的情報に分けて記載します。
この記事では、模擬症例を使って、各項目の記載例を書いてみました。
他部門情報
実習生にとって、かなりハードルが高いのが、この他部門情報です。
どんな内容を聞けば良いのか、各部門に対する質問内容と、注意点を記載してます。
理学療法評価
理学療法評価は、実習レポートの中でも、最も情報が多くなる項目です。
このサイトでも、ROMとかDTRなどの記事を書いていますが、直接レポートに役に立つのは、姿勢分析や動作分析で使うこれかな?
綺麗なスティックピクチャーで、伝わりやすい実習レポートを作ってみて下さい。
統合と解釈
統合と解釈は、すごくシンプル!
書き方が分からない人は、きっと難しく考え過ぎだと思います。この記事の中では、例を挙げながら簡単に解説しています。
ゴール設定
評価実習・治療実習では、症例に対してゴールを設定しますよね。
この記事では、良いゴール設定の条件である、「具体性」について細かく解説しています。
プログラム
個人的には、レジュメ発表で、1番多くの質問が出る項目だと思っています。
根拠のあるプログラムを立てて、しっかり武装しておかないと、フルぼっこされるかも?
考察
考察では、語尾に「考える」を付ければ、何を書いても良い訳じゃありません。
上手く書けないのには原因がある!
考察が書けずに、パソコンの前で悩んでいる人は、この記事を読んで見て下さい。
おわりに
さて、お目当ての記事はありましたか?
今後も、問題点やICFなど、実習レポート関連の記事を足して行く予定です。
お楽しみに!
それでは、実習レポートを
頑張って仕上げよう!